【イベントレポート】第1回 OKJアカデミー 暗号資産は革命?〜ゼロから学ぶビットコイン~


OKJは、ビットコインのホワイトペーパーが公開されてちょうど17年にあたる2025年10月31日に、港区立産業振興センターにて「OKJアカデミー」を開催いたしました。

第1回目は「ビットコイン」をテーマとしました。

OKJアカデミーは、暗号資産やWeb3.0に興味を持つ学生をはじめ、金融・投資に関心がありながら、これまで暗号資産に触れる機会がなかった方や、暗号資産・Web3.0初心者の方を対象としています。

暗号資産をはじめとするWeb3への理解を深め、より身近なものとして捉えるきっかけを提供するとともに、暗号資産やWeb3に対する心理的なハードルを取り除くことを目的としたイベントです。


【ビットコインエバンジェリスト・杉田祐次郎氏が登壇】

今回は、ビットコインエバンジェリストとして活動する杉田祐次郎氏を登壇者として迎えました。

杉田氏は、元プロボクサーとしてスーパーバンタム級の全日本新人王を獲得するなど活躍した経歴を持ち、2013年にスポンサーをきっかけとしてビットコインと出会いました。その後、ビットコインの持つ可能性に魅了され、現在はビットコインエバンジェリストとして、ビットコインの普及や啓蒙に関する活動を行っています。

「なぜプロボクサーからビットコインの世界へ?」——講義はこの問いから始まりました。きっかけは2013年、現役時代にボクシングのスポンサーを通じてビットコインの存在を知ったこと。決定的だったのは翌2014年、著名な初期投資家ロジャー・バー氏との出会いだったと杉田氏は振り返ります。その可能性に強く感銘を受けた一方で、当時の報道の多くは暗号資産を否定的に扱っていました。「間違った情報ではなく、正しい情報と可能性を伝えたい」。その思いが、リングを降りた杉田氏の新しい活動の原点になっています。

講義を貫いていたのは、値動きや銘柄の話ではなく「情報との向き合い方」でした。杉田氏は堀江貴文氏の言葉を引き、「情報はシャワーのように浴びるべきだ」と語ります。「情報が武器になる。逆に、情報がなければ誰かに搾取される世の中になっている」。人に勧められて買うのではなく、まず自分で調べる。初心者がそろえるべき最初の装備は知識だ、というのが一貫したメッセージでした。

ビットコインそのものについても、17年前に公開されたホワイトペーパーから始まった歴史や、それを支えるブロックチェーンという技術がこれからどこまで社会に広がりうるのかを、ご自身の体験を交えて語りました。価格の振れ幅の大きさは初心者を不安にさせがちですが、杉田氏はそれを「正しく知れば向き合えるもの」として扱い、恐怖でも過度な期待でもない距離感を繰り返し強調していました。ボクシングという実力の世界を戦い抜いた人が、同じ熱量で「まず学ぼう」と語りかける -その説得力が、この日の講義の核だったように思います。


【OKJからもビットコインについて解説】

OKJからは、チーフマネージャーの齋藤将輝が登壇し、暗号資産について初心者にも分かりやすく理解してもらえるよう、3つのテーマに分けて解説しました。

1つ目の「暗号資産取引所とマーケット」では、暗号資産取引所の役割や、暗号資産売買の方法について説明しました。

2つ目の「暗号資産と株式の違い」では、取引の仕組みや価格が変動する要因などを比較しながら、暗号資産ならではの特徴について解説しました。

3つ目の「暗号資産における注意点」では、価格変動のリスクや、実際に取引を行う際に注意すべきポイントなど、暗号資産を始める前に知っておきたい基本的な事項を取り上げました。また、実際に発生した詐欺事例を紹介し、その手口や被害を防ぐためのポイントを解説することで、詐欺に対する注意喚起を行いました。


【クイズを通じて楽しく学ぶ】

講義の合間やイベントの終盤には、ビットコインに関するクイズも実施しました。参加者は真剣な表情でクイズに挑戦し、会場は大いに盛り上がりました。

出題内容は講義で取り上げた内容を中心としながらも、なかにはビットコインに詳しい方でも悩むようなマニアックな問題も盛り込まれ、真剣に考えながらも楽しめる内容となりました。

講義だけでなく、クイズや交流の時間を通じて、参加者が楽しみながらビットコインへの理解を深められる機会となりました。


【軽食を楽しみながら参加者同士で交流】

イベントでは、参加者の皆さまに軽食を楽しんでいただきながら、暗号資産について学ぶとともに、参加者同士や登壇者との交流を深めていただきました。

クイズ成績上位者への景品発表では、名前が読み上げられるたびに拍手が起こりました。杉田氏に直接質問しに行く参加者も多く、登壇者と参加者の距離が近いのも、この日の雰囲気を象徴していました。

講義、クイズ、交流の時間を通じて、暗号資産をより身近に感じていただけるイベントとなりました。


【まとめ|OKJアカデミーを終えて】

今回のOKJアカデミーが一貫して伝えたのは、「暗号資産は、まず正しく知ることから」というメッセージでした。値上がりへの期待より先に、成り立ち・仕組み・リスクとの付き合い方という土台をお渡しする。参加者のみなさんにとっては、あらためて全体像を整理できる機会になったのではないかと思います。

暗号資産に関心を持つ人の裾野は、着実に広がっています。中学生から70代までが同じ会場で耳を傾けた光景は、その象徴でした。OKJアカデミーは今後も継続して開催していきます。暗号資産に興味はあるけれど何から始めればいいか分からない -そんな方は、ぜひ次回ご参加ください。